chaokaoのコンセプトを作品に展開する長崎ゆかりの作家たち
長崎を拠点にする、または長崎出身の作家たちに制作をお願いしました。服・クラフト・絵画・器などなど・・・
ただかっこいいものを作るだけではなく、フェアトレードの仕組みを理解し、支援してくださる人たちです。

                                               
伊藤 正樹 Masaki Ito
●靴職人●
バッグ×リス族
今回はリス族の布を靴紐に使用した革製のショルダーバッグを制作。少しずつ形ができ上がってきたら、まずは展示後、自身で使用してみたくなった。私は、常に自分を飾らず、等身大で人と接することを信条としている。アーティストというより、職人という言葉に馴染んでいる。
片山 詠子 Eiko Katayama
●フェルト作家●
帯・帯締め×ヤオ族
着物の帯のお太鼓の部分にヤオ族の布をあしらった、フェルトの帯と帯締めのセット。私も初めての試みで、実際の帯のような厚みを出すのに苦労した。やさしい風合いのフェルト、ヤオ族の見事な刺繍と、日本の着物・・・。果たしてみなさんにどう受け入れられるか?
片山 典子 Noriko Katayama
●プロダクトデザイナー●
磁器
いろんな国でそれぞれの国の人が美しい民族模様を作ってる。本能だろうか。chaokaoのショーの〈あかり〉は、波佐見の高透光磁土にタイの山岳民族の模様を刻んでみた。陶器の火と土が出会ってできる〈焼きなり〉のおだやかな曲面を、中原さんと共に探っている。
川浪 寛朗 Hiroaki Kawanami
●プロダクトデザイナー●
空間デザイン
遠い山々に住む人々が生み出す煌びやかな工芸、その向こう側にある村の現状、そして作家の方々の感性と表現。これら3つの層を、光が透ける膜のような素材を用いて、空間を分けながらも、重ねて感じられるような奥行きのある会場体験を考えた。
桑迫賢太郎 Kentaro Kuwazako
●画家●
紙芝居×ヤオ族
山岳民族の生活・村の伝統・時間の流れなどを表す、わかりやすい紙芝居を制作。紙芝居はこれまでにいくつか作り、2011年3月の個展では〈pigeon hall ピジョンホール〉という平和をテーマにした作品を披露した。今回もみなさんが共感してくれたらうれしい。
小浦 まゆみ Mayumi Koura
●クラフト作家●
アクセサリー×リス族
山岳民族の超宇宙的感性と細かい手仕事。女性たちの晴れの日に向けて作られた衣装。男性たちの粋な着こなし。そんな彼らの作るものをヒントに、モノトーンの布で、ブレス・ボンボン・ネックレス・チョーカーなどを制作した。ショーでは、私自身が身につけてのお披露目。
古賀 正裕 Masahiro Koga
●グラフィックデザイナー●
インスタレーション
山岳民族の美しい刺繍は、多くの人が考えている〈豊かさ=お金〉をもう一度、やさしく見つめ直すきっかけを僕に与えてくれた。そのイメージを元に、〈お金〉と〈もうひとつの豊かさ〉を結びつけるような作品を生み出せたらと思っている。
Web site
坂本奈津子 Natsuko Sakamoto
●クラフト作家●
壁掛け×リス族
作家であり1児の母でもある私は、作品を作る時、遊び心をできるだけ取り入れたいと思っている。今回の壁掛けのモチーフには、ポットや木の葉など身近なものをイメージしている。見ていて心が和み、思わずニッコリしてくれたらうれしい。
Web site
佐藤 恵 Megumi Sato
●クラフト作家●
アクセサリー×リス族
リス族独特の、鮮やかで色とりどり、しかも細かい縫い合わせのマルチストライプの布。これを小さく切って、陶片と合わせてネックレスを制作。布の魅力を邪魔しないように、陶片にもさりげなくステッチを入れ、布との一体感を出してみた。
中原 真希 Maki Nakahara
●陶芸家●
磁器×カレン族
2枚の布を合わせただけの、衣装の面白さを形にしたカップホルダー〈うつわのころも〉。それを作る時に出た端切れを生かした針山〈手間り〉。〈手間り〉は見た目が手毬に似ているのと、作った人の手間と時間を思って名付けた。どちらも自身で焼いた磁器と組み合わせた。
野田 値佳子 Chikako Noda
●陶芸家●
玩具×リス族
今回のジャグリング用〈ストーク・ステッチ〉はコミュニケーション道具として提案。3本の棒のうち、1本の両端には民族の布やポンポンを重しとして付けて、それを、手に持った2本の棒にまたがせてコロコロ転がしたり、ぐるぐる回したり、遊び方はいろいろ(^o^)
橋本 ゆうき Yuki Hashimoto
●グラフィックデザイナー●
絵本
見て・触れて・感じる絵本。山岳民族の豊かな刺繍の手織りの魅力は実際に手に取って初めて、その素晴らしさやものの持つパワーやエネルギーを感じられるもの。大量生産・大量消費ではない、手作りでしかできない〈ものの力〉を、子供たちに伝えるべきだと思う。
Web site
平田 慎二 Shinji Hirata
●ファッションデザイナー●
服・小物×モン族
モン族には洋服の後襟に刺繍を施す文化がある。People TreeのデッドストックTシャツの後襟に、刺繍布をつけてみた。山岳民族も、現代では衣類の給付によって、伝統衣装からTシャツなどに移行している。そんな中、その人々がどのように文化を残し、着こなすのか?
前濱 美紀 Miki Maehama
●クラフト作家●
バッグ×カレン族
カレン族の布に刺繍を施した、シックなボストン型バッグ。バッグの中央の刺繍は、私がこよなく愛する長崎をイメージした〈あじさい刺し〉という刺し子で。苦労した点は特になく、時が経つのも忘れ、ただただ無心に制作した時間が今は懐かしい。今回は2点出品した。
山崎 加代子 Kayoko Yamasaki
●グラフィックデザイナー●
絵本カレンダー×モン族
日本とタイで共通に使えるように制作。山岳民族にとって絵本は、紙に印刷するよりも刺繍で作る方が簡単なのだ。12ヶ月12枚の裏面は、そのまま絵本になっている。いつかタイ・ラオス・中国のモン族を1冊の絵本カレンダーで〈繋ぐ〉ことができればと。おまけポーチもアリ。
綿施 和子 Kazuko Watase
●陶芸家●
陶器×モン族
布そのものを陶土と組み合わせたり、伝統的な彼らの模様をモチーフとして作った陶器の小物入れを数個制作。蓋にもその模様は生かしている。この小物入れは、そのまま山の人の生活の中にあっても、違和感がないものかもしれない。そんなことを想像しながら・・・。
原口 侑子 Yoko Haraguchi
●ぬいぐるみ●
ぬいぐるみ×モン族
chaokaoファッションショーの演出の為に制作。モン族の手仕事の美しさを日常生活に取り入れる為、インテリアとしてのぬいぐるみ。モン族によって昔から伝統的に染められていた藍色をベースに刺繍の柄や色、染めの抜き部分の柄を活かす様に布選びと配色にこだわった。
   
※ 参加予定作家は変更となる場合がございます。ご了承ください。

写真家
            
吉村 恵子 Keiko Yoshimura
●カメラマン●
作家担当
今回、たくさんの作家さんたちにお会いした。その彼らのすばらしい表情を、この写真から感じてもらえたら、それだけでうれしい。
仲地 俊裕 Tosihiro Nakachi
●カメラマン●
Show・展示会場担当
美しい織物や刺繍が作り出す世界感を少しでも伝えるお手伝いをしたい。そこから得るいろいろな知識と体験で、自分の世界がまた広がるだろう。
中倉 壮志朗 Soshiro Nakakura
●カメラマン●
山岳民族担当
今回タイに行って再認識したこと。人は何かを手にする時、何かを手放さなければならない。手放したものの大きさに気がついた時は後悔のみ。